サッカーJリーグの試合もあと僅かとなりました。
地元サッカーチームのアルビレックス新潟も残り3試合となり、次節は11月18日です。最近少しずつ調子を上げてきているようですが、何せ勝ち続けることがJ1残留の最低条件ですが、得失点差を考えると野球でいうコールドゲームのような勝ち方を連続しない限り残留はありません。
ほぼ100%降格が決定したといっても良いと思います。
ここで思い出されるのが「土俵の真ん中で相撲を取る」という言葉です。
京セラフィロソフィーの中で次のようにいっています。
「土俵の真ん中で相撲を取る」とは、常に土俵の真ん中を土俵際だと思って、一歩も引けないという気持ちで仕事にあたるということです。
納期というものを例にとると、お客様の納期に合わせて製品を完成させると考えるのではなく、納期の何日も前に完成日を設定し、これを土俵際と考えて、渾身の力をふり絞ってその期日を守ろうとすることです。
そうすれば、万一予期しないトラブルが発生しても、まだ土俵際までには余裕があるため、十分な対応が可能となり、お客様に迷惑をおかけすることはありません。このように私たちは、常に安全弁をおきながら確実に仕事を進めていく必要があります。
アルビレックス新潟の場合に置き換えてみると、この時点でも負けが先行しているのであればどうしようもありません。もともと勝てないチームだから仕方がないということで納得できます。
しかし、最近少しは勝てるようになってきているのに、なぜもっと前が最終試合と考えてプレーしなかったのでしょうか?
例年だと、数試合ビッグスワンに足を運ぶところですが、今年は1回しか行きませんでした。わざわざ観戦に行っても負け試合だと思うとこちらのテンションも下がってしまうからです。
それにしても、負け試合であってもブーイングが起こるわけでもなく、次節に期待するような風潮はいかがなものかと思います。こんなことが、選手を土俵際まで追い詰めていったようにも思います。
サポーターからの批判もあるかもしれませんが、あまりのふがいなさにあえて書かせていただきました。
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